デジタル眼精疲労:症状・原因・対策
デジタル眼精疲労は、画面を長く見たときに目がかすむ、乾く、痛むといった症状です。画面を見るとまばたきが1分間に約15回から5〜7回に減り、近くにピントを合わせ続けることで起こります。目に永久的なダメージは残らず、距離・休憩・明るさを変えるだけでもかなり減らせます。
主な症状
- 画面を見たあとかすんで見える
- 目が乾いてゴロゴロする
- 目が重く、痛む
- 涙が出る、しみる
研究をまとめた資料では、画面を使う人の最大半数がこうした症状を経験するとしています。よくあることなので見過ごしがちですが、少し習慣を変えるだけで違いが出ます。
原因は?
まばたきが減る:米国眼科学会(AAO)によると、ふだん人は1分に約15回まばたきしますが、画面を見ていると5〜7回に減ります。まばたきが減ると目の表面が乾きます。
近くに長時間ピントを合わせる:画面が近いほど、目の筋肉はより多く働きます。適切な距離はスマホは目から何cm離すべき?を参照してください。
画面と部屋の明るさが合っていない:暗い部屋で明るい画面を見たり、画面に光が反射したりすると、目が疲れやすくなります。
目が永久に悪くなる?
いいえ。AAOは、画面を長く使っても目に永久的なダメージは残らないと説明しています。デジタル眼精疲労は、休めばよくなる一時的な症状です。
ただし子どもの場合、近くで長く見る習慣は近視の進行と関連があるため、距離の習慣は別に気をつけましょう。スマホを近くで見ると近視になる?
デジタル眼精疲労を減らす方法
- 距離をとる:スマホは33〜50cm、モニターは約63cm(25インチ)離しましょう。
- こまめに休む:画面から目を離して遠くを見ましょう。20-20-20ルールが代表的な方法です。
- 意識してまばたき:目が乾くと感じたら、ゆっくり何回かまばたきしましょう。
- 明るさを合わせる:画面の明るさを周りに合わせ、コントラストを上げます。反射が強ければノングレアフィルムも効果的です。
- 人工涙液:目が乾いたら人工涙液でうるおしましょう。

こんなときは眼科へ
休んでも症状がよくならない、見え方がずっとかすむ、強い痛みや充血がある場合は、別の原因かもしれません。メガネの度数が合っていないこともあるので、眼科で検査を受けましょう。
よくある質問
デジタル眼精疲労の症状は?
画面を長く見たあとの、かすみ目、目の乾きやゴロゴロ感、目の痛み、涙やしみる感じです。
画面を長く見ると目は永久に悪くなりますか?
米国眼科学会は、画面の使用で目に永久的なダメージは残らないと説明しています。休めばよくなる一時的な症状です。
画面を見ると目が乾くのはなぜですか?
画面に集中するとまばたきが1分に約15回から5〜7回に減り、目の表面が乾きやすくなるためです。
参考資料
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。目の不調が続く場合は眼科医にご相談ください。




